表示シートの構成とゾーンについて

「ニコニコペース」1分間での移動距離を計測する

・ニコニコペースでの運動強度は、最大酸素摂取量の50%程度に相当します。
 ニコニコペースは、人それぞれで年齢や運動履歴によって変わってきます。

・SJメイトでは、ベーシックからSUB3まで5つのゾーンを設定表示しています。
 距離表示を見ながら、1分間での移動距離を計測することで、頑張りすぎず、自分にあった運動ができるように
 なります。

フラッグポイントで自分にあった目標を見つける

健康運動を続け、習慣づけるためには、それぞれのレベルに合った目標や目安があることが励みになります。
SJメイトではニコニコペースやスロージョギングの考えをベースに、目標となるスピードを設定して解説をしています。
フルマラソンタイムを想定した速度も表示することで幅広いランナーに対応しています。

表示シートの構成

サイズ 寸法 枚数 表示距離
400mm×600mm START、18m、36m、67m、100m
300mm×500mm 117m、142m、175m、200m、233m
200mm×400mm 23 10m毎の表示 10~90m、110~190m、210~250m

【大サイズ表示】

18m: スロージョギングを始めるにあたって膝や腰に負担をかけないピッチ(足運びの回数)があります。1分間に180歩とやや早いピッチですが、足踏みから初めて歩幅を小さく10cm程度に抑えて進むと分速18mとなります。
体力がない方ばかりでなく、フォワフット(足の指の付け根での着地)のフォームを体得しようとするランナーにも最初にトライしてもらいたいスピードです。
36m: 180ピッチで歩幅20cm(靴の半分程度)。スロージョギングの基本となるピッチとフォワフットを体得する際の目標です。歩くよりかなりゆっくりですが、約3Metsの運動になります。
67m: 分速66.7mが時速4kmです。およそ歩くスピードですがおよそ4Metsあります。
効果的な健康運動として十分な運動強度です。
100m: 時速6km、1kmを10分間で進むスピードです。このスピードをニコニコペースで維持できれば、フルマラソンを7時間で完走できます。体力がないと思って運動を始めた方も、いつの間にか東京マラソンや大阪マラソンを目指せる体力を手に入れたことになります。

【中サイズ表示】

117m: フルマラソンを6時間で完走するペース
142m: フルマラソンで5時間を切るペース
175m: SUB4 フルマラソンで4時間を切るペース
200m: SUB 3.5フルマラソンで3.5時間を切るペース
233m: SUB 3 フルマラソンで3時間を切るペース

ゾーンについて

ベーシックゾーン 分速70m未満
ゆっくりしたジョギングでおよそ4Metsまでの運動です。
ジョギングフォームを整え、基礎体力をつけるには十分な運動です。
運動始めたばかりの人向けの初期目標にもなります。
ヘルシーゾーン 分速70~100m
5~6Metsの運動で健康体力があるといえます。ある程度運動習慣もでき、無理のないジョギングが出来る方がこのゾーンに入ってくることからヘルシーゾーンとして目標運動負荷としました。
ニコニコペースがこのゾーンにあることは、健康管理の上では申し分ない状態といえます。
アドバンスゾーン 分速110~190m
時速7kmから時速11kmに相当します。
長く走れるようになってくると、次には速く走ってみたくなるものです。
スロージョギングなどを続けていると、この速度でもニコニコペースという方も出てきます。
アドバンスゾーン以上は、はやく走ると足腰への負担は増すので故障をしないように注意が必要になります。
SUB3.5ゾーン フルマラソンを3時間30分以内で走ることが出来るスピードです。
SUB3ゾーン フルマラソンを3時間以内で走ることが出来るスピードです。
※Mets:運動の強さをはかる単位。体重1kgあたりの1分間の酸素摂取量

<ゾーン一覧>
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